GO EAST
(Aug.2003)


SETO'S REPORT

「東京遠征 2003 8月-04」

「お笑い男の星座祭り −打ち上げの部−」

8/22 PM9:00ぐらい

見事なまでのライブを終了し、次はこの手の後にある

「打ち上げ」というモノに恐縮ながら参加させてもらうことになる。

玉さんの車に博士、柳田監督、Kさん、等が乗り込み先に打ち上げ会場に直行。

私は冨永マネの指示で、前浅草キッドさん担当マネージャーで

現ダンカンさんの担当マネージャーである

石戸谷マネと徒歩で会場へ行く様支持される。

車を一旦見送り、さあいざ会場へ行こうということになる、

石戸谷マネが伊従さんに呼び止められ打ち上げの軽い段取りのため

一旦ウェイティング。

さあ、行きましょう。となったところで、

百瀬氏御一行の車が今まさにご帰宅と行ったところに出くわす。

挨拶の用意をしてその車の動きに大注目。

通り過ぎる車に一礼をしようとしたら、わざわざ止まって頂き。

窓を開けて「お疲れ様でしたー。」と丁寧に一声掛けて頂く。

私も石戸谷マネも直立不動の状態から深々とお辞儀をして

「お疲れ様です。」とご挨拶。

うーむ、何とも有り難いやりとりだ。



HOW TO OJIGI

すると軽い疑問が沸き立つ。

「あれえ?百瀬氏御一行も当然打ち上げ来られるんですよねえ?」

と石戸谷マネに問うと

「いやあどうですかねえ。」

と聞いてないヨー状態。

確か、百瀬氏はお酒を嗜まないということで有名だが、

一人で素面の打ち上げはあり得るのか?

若しくは、「百瀬氏が飲まない=皆も飲まない」という図式になるのか?

戦々恐々で会場に向かう。

土地勘のある石戸谷マネの案内で、田舎者一人を誘導。

石戸谷マネとは確か一度関テレ前で出くわしている。

「関テレ前でお逢いしましたよね?」

と問うと

「あー、そうでしたねえ。あの時ですかそういえば。」

と思い出してくれた模様、良かった良かった。

すかさず、ダンカンさん担当なので、口火は当然その趣。

「いやあ、阪神が偉いことになっているので

ダンカンさんはどうですか?」

と問うと。

「そうですねえ、今は連敗中なので結構あれですねえ。」

とあまり感心は無い模様。

このとき、阪神は例年通り「死のロード」真っ最中。

連敗に次ぐ連敗なのだ。

「今日は勝ったみたいですよ。」と本日の阪神情報を聞く。

「よっしゃー。」と阪神ファンの私も気分が良くなる。

それと同時にダンカンさんもきっと喜んでおられるだろうと勝手に勝利をわかち合う。



そんなこんなで結局優勝したので
「死のロード」は大歓迎。


そんなこんなで、会場の居酒屋「炙り屋」に到着。

石戸谷マネは、まだ到着していない方たちを店前で待つという

ランドマーク的なことをしないといけないので、

「どうぞ先にあがってください。」

と勧められる。



横浜ランドマークタワー。
京都ではこの高さを
お坊さん達が許しません。


確かに私が待っていても誰も気付かないので変わってあげても仕方が無い。

心許ないが、お先にあがらせて頂く。

お店の方に掘り炬燵式の部屋を案内され、いざ「打ち上げ」。

すると先ほど先に出発したメンバーと数人しかまだ到着されていない。

とりあえず座敷の奥の壁側に座する浅草キッドご両人に改めてご挨拶。

私はフットワークを使える様に部屋に入って直ぐの所に陣取る。

横には柳田監督、その横にはKさんそしてその正面に浅草キッドご両人という

結果スゴイ場所に座ることになる。

「みんなまだ?」と玉さんが仰るが、全然まだの様子。

柳田監督も「いやあ、とにかく寝たいわ。」と疲労困憊(こんぱい)。

博士も玉さんも達成感のあるお顔をしているのだが、疲労は目に見える。

TVブロスの方や、写真家の方、そして文藝春秋の目崎氏が来られているので、

「じゃあとりあえず乾杯でもするか?」と玉さん。

樽の様なモノに生ビールが置いてありそれを各々が

注いでいくというスタイルの様なのだが

「めんどくせーなあ。」と玉さん。

「じゃあとりあえず乾杯しましょう。」と博士が仮乾杯の音頭をとられる。

とりあえず数人で乾杯。皆でジョッキを各々の口に運び

「プハー。」と始め人間ギャートルズのような飲みっぷり。




みんながあのサル酒とマンモスの肉に憧れたのだ。


柳田監督は「あかん、一杯飲んだら寝てまいそうや。」

とダウン気味。

すると、博士の空いたジョッキに玉さんが

「小野さんお疲れえ。」と瓶ビールを注ぐ。

いやいやどうもどうもっぽい対応でジョッキを傾ける。

目の前でそのシーンを見せられ思わず。

「良いシーンですねえ、名シーンですよ。」

と思わず声を出して感心すると、お二人は何かはにかんでおられるご様子。

毎回感心するのだが、仲の良いコンビなのだなあ。



この『お酌パラダイス 釈お酌』は
結果的には売れたのだろうか?
それとは別に、釈由美子は個人的に
好きな女性タレントベスト10にランク入りした。


で、さっき気になった百瀬氏の参加を博士にお聞きすると

「いや百瀬さんは来ないみたい。

だって打ち上げに来て、百瀬さんがお酒飲まないならみんな飲めないじゃん。

だから気を遣ってくれたんだと思うよ。」

と、親分としてのその気遣いにこれまた感心。

「今回のライブは今までの中で一番だよ。」(博士談)

ということらしい、そんなライブに参加できたのは光栄極まりない。

徐々に芸人さんメンバーも増えたと思ったら、もう一つの部屋に既におられた模様。

一つの部屋に合流し、そのあと更に吉田豪氏も参上。

個人的にはテンションあがる。



吉田豪は、相手の99の話を引き出し、100の力で書く。
そして読者に200以上を夢想させる。
だからこそ、芸能本史上、最強の聞き手として、
300%推薦するしだいである。(浅草キッド 水道橋博士)



気付いたら、人が後から入ってこられるのでポジションがだんだん奥に行き

一席空いて玉さんの横なのだ。

すると、どうやら禁煙をされている玉さんが煙草を欲しておられる模様。

私のラークマイルドを口にくわえ着火。

すかさず、「煙草買ってきましょうか?」と問うと

「うん頼むよ。」とご注文を受ける。

聞かないまでも銘柄はもちろんハイライトなのだ。




『禁煙』というのはどうも、再び吸う為の言葉のような気がしてしょうがない
『減煙』ぐらいが、ちょうど良いような。『省煙』なども勝手に候補。


それは以前モヤシ氏に送ってもらった

ビデオ「相手の部屋」(北野チャンネル)で吸われていたのを覚えていたからだ。

モヤシ氏に感謝。

ちなみにダンカンさんも同様だった。(確認済み)

お店を出てどこにあるかわからないたばこ屋を見つけようと必死になるが

なんと目の前にあった。うーんとっても便利。



このフォントはかなり好み。


打ち上げに戻るとマネ軍団も到着。

終わった後にいろいろ片づけをすることがあるんですよねえ、

マネージャーさんてホント尊敬に値する仕事量だ。

それから更に遅れてスズキさんも到着。

しんがりを務めて尚も「遅れて済みません」的な感じ。

万雷の拍手で皆に迎えられる。

特筆すべきは、浅草キッドご両人が心底拍手をしていた様な気がした。

「今回の一番の功労者です。」と玉さん自らご紹介。

「いやいやそんなこと無いですよ。」見たいな対応のスズキさん。

みんなその仕事っぷりを大評価。

ちょっとしか関わっていない私も大納得なのだからその評価に疑いの余地は無い。

そして改めて全員で乾杯。

「カンパーイ!」



キンキンに冷えているビールはあまり好きでは無い。


そのスズキさんは百瀬氏が会場に到着したときにお迎えにあがったのだが、

たまたま3番手ぐらいにお迎えにあがった私が目撃したのは

なんと足を攣ってしまい路上で倒れて見知らぬ人に

その足を伸ばしてもらって介抱されているスズキさんの姿だったのです。

「どうしたんですか?スズキさん!」

いやあ足が攣ってしまって…。

と連日の不眠不休の作業のおかげで体調を崩して

さらに百瀬さんのお迎えということで緊張されていたのか

とうとう肝心な時にそのアクシデントは発生した。

GIレースで故障発生した競走馬の様な出来事。




ダビスタでレース中に自分の馬が
故障発生したらスゴク後悔するんだなあ。


そんな罰の悪そうなスズキさんを目撃したのはこれまた殿堂入りクラスのシーン。

そこで要領良くお迎えにあがったのはアル北郷さんだった。

それを聞いていた博士も

「その後、楽屋に戻って、『スズキー、いつもの飴とってー』

って言ったらまだ足攣っていて今度は逆の足も攣って、

匍匐前進でその飴とってたんだよなあ。

俺もさあ、自分でとれば良いんだけど、それ見たらものすごくおかしくてさあ。」

と、スズキさんの醜態を更に披露。師弟の関係とは何とも残酷でオモシロイ。



きっと戦場を疑似体験したように感じたことであろう。


そんな大活躍もあってか、連日一緒に作業をしていた

柳田監督、Kさんもその仕事っぷりを大評価。

なんかスゴイ盛り上がり方で皆がスズキさんが

今回のMVPだということで囃し立てることになる。




マローンへの「M・V・P!」コールは
今でも耳から離れない。


「そうだそうだ!」と皆の気持ちが一つになる。

「昨日なんか、冨永と喧嘩していたもん。」

と博士が追い打ち。

「ビックリしましたよ〜。」と冨永マネも応戦。



なんじゃこりゃあ?
堀辺師範のドキュメント映画のことか?


「よし、じゃあみんな揃ったからさあ、こっちから自己紹介して。」

と博士が仰る「こっち」とは玉さんの横にいる私だ。

いきなりなことに「ビックリマシタ!」となんかの化粧品のCMを思い出さずにはいられない。

「京都から来ました瀬戸芳貴です。好きなお菓子は風月堂のゴーフルです。




これが好きなんだよなあ。
バニラ・ストロベリー・チョコレートをミックスして。
五枚ぐらい一気に重ねて食べてみましょう。
やったこと無いけど。


そのゴーフルを木村佳乃のオレオのCMの様に

BITEしてTWISTしてSCOOPしてDUNKするのが好きです。」




オレオ→コーヒー→タバコと循環して楽しむのがおとなの嗜み。
木村佳乃はべっぴんさん中のべっぴんさん。


と元気よく言えば良かったのだが、

「えー、京都から…。」

「立つんだよ!」と玉さんに注意され、仕切直して起立。

「えー、京都から来ました瀬戸です。えー、今回チラシを担当しました。」

と、切れの悪い自己紹介をして、なんかオモロイことを考えていたら

博士から「スライドの絵で使ってたやつね。」とフォローして頂く。

「あ〜、あれカッコ良かったよ。」と一番向こうにいる方から感想を頂き

「あー、猪木ちゃぶ台の…。」



 
今ならもっと綺麗に作る自信アリ!


とさらに吉田豪氏が博士の日記を見ていた様子で反応。

「あ、そうですそうです。」と一瞬にしてそれに乗ってしまう。

でそのまま豪さんにお話。

「知り合いがヤフオクで豪さんに落札してもらったんですよ。」

「え!何を?」

「愛川欽也のグッズです。」

「あー、覚えてる覚えてる。」

とあまりのプライベート会話を自己紹介の席でしているのを見かねて、

「はい、じゃあ次の人。」と博士に仕切られてしまい、そのまま中途半端に着座。

全員が自己紹介を終え、博士が

「今日は実は百瀬さんから打ち上げ用のご祝儀が出てまして、

それを今回裏方で活躍してくれた4人で分けて貰おうと思います。」

どうぞという形で代表して柳田監督が受け取る。

むむむ、4人?柳田監督、Kさん、スズキさん、そして私?

ほんまかいな。

ようやくご近所同士でお話がはじまる雰囲気。各々の席でワイワイガヤガヤと。

トイレに行ったついでに戻ってきて豪さんにご挨拶&名刺手渡し。

「ちゃぶ台スゴイですねえ。」

「いやあ、どうも、さっきの話ですが、新潟のモヤシ(プライバシー保護の為ハンドルネーム)

ってヤツで、

Tシャツデスマッチなんてサイトやってるんですよ。」

「あー、知ってる知ってる、だって日記を読むサイトの20個中の一つですよ。」

「えー、ホントですか?本人凄く喜びますよ。」

「いやあ、日記やめるって書いてあって、やめるなってメールしようかと思いましたもん。」

「マジですか?後で電話で伝えておきます。

ちなみに、オークションで豪さんが入札していたら僕は絶対避けてるんですよ。

チェックしているの結構被るんですよねえ。」

申し訳ない感じになる豪氏。



孫氏がヤフーの顧客名簿が漏れたのをBBフォンで
顧客460万人に謝罪したら良い宣伝かもしれないので、
出来るモノならやってみろ!


「プロレス秘宝館を購入するときもモヤシに聞いたら、

『最初のは買わなくて良いですよ。』って言われたんですよ。」

「あー、そうですかあ…。ねえ、なんか一緒に出来たら面白いですね。」

「ホントですねえ。」

と社交辞令をいただき落ち着いた振りをして、慌てて席を外す。

心の中では河口仁状態。「ワーイワーイ」だ。

吉田豪と話しちゃったもんねえ。と豪氏の本は「プロレス秘宝館2,3」しか持ってないの

に大感動。

思わずその感動を伝えるべく、店の入り口付近に移動して新潟に生涯2度目の電話。

携帯電話の「モヤシ」という文字をアドレス帳から発見し更に発信。

「今打ち上げで、豪さんと話したよ、ナンチャラカンチャラ…」

酒も入っているのでちょっとテンション高い。

そんなモヤシも不意の電話に驚きながらもその内容に嬉しい様子。

良かった良かった。

ん?モヤシは良いんだよ、私はノーアッピールではないか。まあよいよい酒の席だ。

まあ例のブツもあるので後で配布しよう。

戻ろうとしたら、アマゾネス軍団一号二号こと女子マネ二人が部屋の外でトーク。

なんと冨永マネがご祝儀剥き出しでこっちに向かってガッツポーズ。


席に戻り玉さんと柳田監督とKさんとでおしゃべり。

おいしいものも注文して良い感じの出来上がり具合。

うーん、打ち上げは良いモノだ。

気分が良いのでそろそろ持参した

ガチャポンケースに入れたチラシシールを皆さんに振る舞おう。

一通り皆さんにお渡ししたが、

やはり打ち上げに来た人数とその数を見比べると完全に余ってしまう。

女子マネ軍団は嬉々として喜んでいるので5個ずつぐらいあげる。

女子には滅法弱いことをこういう事で再認識する。

しかし、まだ結構余っている。

豪さんに渡すと「紙プロの読者プレゼントで出しますよ。」と仰るので残りを全て豪氏に託す。

私は紙プロにも弱いことが発覚した。

ついでにモモセさんキャップを文化人コーナーの方にお裾分けしようと

見渡すと女子が一人。

その人に渡そうとしたら文藝春秋の目崎さんにインターセプトされて被られてしまった。

「結構良いよねえ。」と感想が耳に入る。

そう、誉め言葉にはさらに弱いのだ。

もうだいたい全員がリラックス状態。デローンという感じで時間が過ぎていく。

「じゃあそろそろお開きにしましょうか。」と博士が締めに入る。

皆が席に戻り全員起立。

「みなさんお疲れ様でした〜。」と玉さんがお開きの合図。

バンザーイと皆が諸手をあげて楽しい宴は終了した。

外に出て移動しながらも私は一人一人と勝手に記念撮影大会。

タクシーで、スズキさんと北郷さんで博士邸に向かう。

いやいや皆さんホントにご苦労さまで、しかも「感動した!」







つづく










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