Make an expedition to The TOKYO
(July.2003)


SETO'S REPORT

東京遠征 2003 7月-13

「ソロソロ帰宅」

その帰りの道中、神宮外苑の周辺を横切り、

「朝に伊藤忠に行ったのだなあ。」と、感慨深く思う。

まあ、とにかく次に行くのだよ。

一休さんの如く「気にしない、気にしない。」だ。



とんち合戦で盛り上がろう。


この後の予定をどうするか、博士が博士夫人に電話連絡。

実は博士夫人が出産準備の為、

「実家に帰らせてもらいます。」状態になるのだ。

しかもそれは明日からなのだ。

今回の数あるエラーの中で、

このタイミングで小野邸に来たことほど後悔することは無い。

つまり、嬉しい理由ではあるのだが二人きりの夫婦生活が

今日その日で一応終わりを告げるのだ。

しかも、夜からPRIDE特番の収録もある。

ホント短い時間しか猶予は無いのだ。

そんな中、博士が

「じゃあ、帰ってからみんなでごはん食べに行こうよ。」

と気遣いを下さる。

が!!!

「それは、博士え、二人でごはん食べて下さいよ。」

と、立場も顧みず意見してしまう。

いや、そうしてもらうのがごく自然だ。

特にその場で返事は返ってこなかった。

またその車中で興味深いことをお聞きする。

いや、伝授してもらう。

前に高新太郎さんからのメールで、

「お笑いの方で語尾を強めて喋る人は、特に上手に聞こえる。」

という解説をして頂いたそうな。

「だから、瀬戸くんもギャグとか言うときは

語尾を意識して強めて言わないと伝わらないよ。」

と、指摘してもらう。

博士が仰るには、それを意識してから漫才の受けが違うらしく

メキメキと上達したそうな。

「赤江くんは普段からそう言う喋りだから良いんだよ。」

「これからお笑いを見るときに意識してみたら面白いよ。」

「まあ、お笑いをやってない瀬戸くんに言っても仕方ないんだけど。」

いやいや、お笑いを選んでテレビなども見る方だし、

むしろ、これはお笑いに限った話では無さそうだ。

人に情報を伝える技術としてはかなり重要な事だと思う。

その場で、何度か実践して博士にチェックしてもらう。

「そうそう、そう言う話し方だよ。」

と言われるが、かなり意識して喋らないと出来ない技術だ。

「ダウンタウンの浜田なんかその点天才だよ。」

「ドンドン上からツッコミを被せてくるじゃん。」

と、お笑いとしても、さらにツッコミとしてもその同業者をベタ誉めなのだ。

ダウンタウンジェネレイションとしては

博士の口からダウンタウンの誉め言葉を聞けて嬉しい。

この辺も、博士のリスペクト能力にまた感心する1シーンなのだ。

フムフムなるほどこれは良いことを聞いた。

出来る限り意識してみよう。

そんなこんなで、小野邸に帰還。

地下研究室で帰り支度を始める。

すると、博士がスズキさんに

「あそこのうどんを、瀬戸くん連れて食べに行ってこいよ。」

と、仰る。

あそこのうどんとは、高円寺環七沿い「さぬきや」だったのだ。

博士絶賛のこのうどん屋に行けるとはラッキーだ。

スズキさんがうどん代をもらい受け、二人して向かう。

ややスキップしているおっさん二人を誰かに見られていたかも知れない。

スズキさんの案内でお店に到着。

地鶏煮込みうどん、冷やしごまだれうどん、を各々注文。

頼んでから「あれ?一人で二つも食べるのか?」と疑問を抱くが、

もういいもんねえ食べちゃうもんねえ。と開き直る。

待っている途中、スズキさんに冨永マネよりお電話、

引き続いて、電話を替わり「祭り」のチラシの打ち合わせ。

いろいろ決まり事がある様で、電話でのやりとりを越えている。

とにかく家に帰ってPC前に座ってからの作業だと割り切る。

そうこうしていると、念願のうどんが登場!

まず地鶏煮込みうどんがやってくる。

見た目が既にキテイルのだ、

白濁したスープに鳥が鶏肉として水面を泳いでいる。

そしてその水面の下には、スープの白濁もあってか

真っ白く見えるうどんが存在している。


一口食べてびっくり日本新記録のような味。

「にっぽんいちー!」と関口宏のナレーションの後

♪ワーワーワーワー、ワワーと、BGMも聞こえてくるほど。

「なんちゅう、うまいねん。なんじゃこりゃあ!」

似てない松田優作のものまねもしてしまいそうだ。

いやあ驚いた、旨いのは間違いないと思っていたが

こんなにうどんでうまいと感じるとは思いもよらなかった。

つづいて、冷やしごまだれうどんもやってくる。

目の前にうどんが二種類ある。

見たこと無いシーンだ。

しかし、先ほどの旨さの直後だけにこれにも期待せずにはいられない。

※ くりかえし

なのだ。

いやあ、不安だった二種類のうどんをペロッと食べてしまった。

間違いのない、本気のうどんだ。

ご満悦で小野邸に帰還する。

博士夫人が、でっかい荷物を準備中、そうかあそろそろ、その準備だ。

私も帰る準備をしないといけない、

博士夫人に「えーっと、頑張って下さい。」

と普通以下の励ましの言葉をお送りする。

とにかく母子ともに健康というのが、

贅沢ではあるのかもしれないが切に願う希望だ。

博士も、そろそろ収録に出かける模様。

車に乗り込んだ博士に

「色々有り難う御座いました、また来ます。」

「うん、また来てよ。」

と、快いお返事をもらう。

「じゃあねえ。」と言葉を残し車は発進。

いろいろな感謝の念で一杯になる。

主のいない家に戻り、百瀬氏のチラシ用の写真を選ぶ。

たった二つだけを厳選して後でスズキさんにメールで送ってもらうことにする。

しかし、それで十分事足りることに成ったのだ。

そろそろ私も京都へ帰る事にする。

新宿南口へスズキさん運転で送ってもらう。

駅に着いて、スズキさんに

「有り難う御座いました、また来ます。」

と言い残し、高速バスの乗り場に向かう。

ホントに色々楽しく、また楽しかったことだけでは無く

貴重な経験、体験が出来たことは、私の財産となり血肉となるであろう。

博士もこの忙しい環境を日々こなす、スーパーマンだ。(表現いにしえ)

またその周りの人物達も見逃すことの出来ない活躍をしている。

各人に尊敬の念を抱かずにはいられない。

数日間に渡り色々と、ありがとうございました。

この御恩は一生忘れません。(鶴の恩返しより)




おわり

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